*『サンダーボルト』


 昔観たかったなぁ。イーストウッド主演で、チラシ見るとなんやら対戦車砲みたいなの構えている。あの機関砲のことを「サンダーボルト」っていうのか、そんな風に思っていたぞ。
 ところがオープニング見ると原題は『THUNDERBOLT AND LIGHTFOOT』なんだそりゃ、2人の友情の話か、はたまたボニー&クライドみたいな泥棒2人組の話なのか。その相棒がジェフ・ブリッジスだよ!? 昔見てたら絶対スルーしていた。この人の映画はいっぱい観たぞ。最近では『キングスマン:ゴールデンサークル』か、彼の良さが出てるというなら『トゥルー・グリッド』か、『クレイジー・ハート』か。どちらも渋いぞ。なのにこんな若造の時があったのか。
 そしてまさかの監督マイケル・チミノ。名作『ディア・ハンター』、おおコケした『天国の門』、そして復活した『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』。『ダーティー・ハリー・2』もか。すごい映画だ。やっとこ日本語版観た。懐かしいな、山田康雄。映画も単純で良い。そして旬でノリノリのイーストウッドに会えたことが感謝だ。サンキュー・イーストウッド

 

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*『たぶん(YOASOBI)』


YOASOBI「たぶん」Official Music Video


 自宅の仕事中はあまり考えずにiphoneで音楽を聞いている。一時はこちらの住人の影響で「緑黄色社会」ばかり聞いていた。夏を生きるとかMela!とか・・・。聴くようになると、あちらこちらで見かけるようにもなった。TVのLIVE演奏も見た。元気なバンドだった。
 で、今はYOASOBIの『たぶん』を良く聴いているんだけれど、きっとこういうメロディラインが好きなんだ。どっかで聴いたこともある気がする。ちょっともの悲しさも漂う。ちょっと淋しい感じがmetooは好きなんだ。youtubeのofficia l Music Videoも、良い感じだ。『たぶん』の歌詞の多くは「きっと」だということに、見ていてやっと気づいたよ。
 今夜の読売にはヒットチャートBEST5が載っていたが、ビルボード「HOT100」の一位がYOASOBIの『夜に駆ける』だとあった。V6を抑えての一位らしい。YOASOBIって凄いんだなぁ。まぁ聴いてくれ。


YOASOBI - 夜に駆ける / THE HOME TAKE

*『SPOOKS スプークス MI-5』

 

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 MI-5だし、BBC制作テレビシリーズ「MI-5 英国機密諜報部」を原案に、キャスト&スタッフを一新して完全オリジナル作品として映画化」ってあったんで期待した(私がバカだった)。途中で観るのやめた。もしかしたらこの後途端に面白くなるかも・・・!! といつもはズルズル見ちゃうんですけどね・・・

*『その問は何だったのか?』

 映画『フォレストガンプ』で劇中主人公が「記憶って不思議だ。小さい頃の変なことを覚えているものだ」と語っていたが、小学生の時に先生が発した問の意味がいまだに分からない。
1つは「お父さんとお母さんはどちらの方が偉いと思う?」という問だ。自分は多くの収入を稼いでくる父親に手をあげたのだが、周囲は母親の方が多かった。そのことをつい帰宅して一家団欒のさ中に喋ってしまう。
 ・・・結果はもちろん、家庭内に無駄で険悪な空気を作るだけだった。ねえ先生、あなたのクラスのご家庭では、児童の数だけ同じような空気になっていたと思うよ。満足ですか?
 2つめは「君達が相撲取りになるなら、四股名は何にする?」というものだ。まず私は関取になら無いって。何だその問は? 幼い級友は「○○山!」とか「川」だとか言っている。バカめ。今の「遠藤」とか昔の「輪島」のように本名でもいいじゃないか。「翔猿」と書いて「トビザル」とかカッケーじゃないか・・・なのに、自分ときたら、「本名に山」を付けておけば担任は適度に満足するだろうという気持ちで答えてしまった。私は小さい頃から忖度とかしちゃう子なんだ。いや、適当に流すって言った方が正しいか。
 今日は竹内結子自殺を知った日だ。三浦春馬以来芸能人が自殺している(これが映画だと、巨大な組織が動いているのだろうが)。小さいお子さんもいたんだ。死んじゃあいけないよ。生きよう!


大相撲九月場所は正代が初優勝!感動の表彰式!

*『鞄を買う理由』

尼で鞄を買った。正直な話、鞄専門店でお気に入りの鞄が欲しい。でも今日日そこらに鞄屋がない!
 鞄を買う理由は、お気に入りの鞄が壊れたから。または「まぁこれでも良いか」と妥協して買った鞄が、やはり気に入らないから。大抵は後者。だから自然に鞄が増えている。鞄好きの女優には負けるが数だけは増えている・・・。
 今必要なのは、小さな断熱ボトルとスマホ、それに長財布や単行本が入ればいいってくらいの大きさの鞄。
 これがどれを見ても「帯に短し、襷に・・・」。立派な革製品も魅力だが、気に入らない場合、立ち直れない・・・。そこで帆布の製品にしてみた。この手は以前も買ったが結構オキニだ。これなら2~3年持ってくれれば、と諦めもつく。これなら日帰り鉄道旅にも使えそうだ(カメラはデジカメだなぁ)。使い込んだらレビューあげるぞ。

 

 

*『アイガー北壁』

 TV東京(BS)でやっていたのを録画みした。アイガー北壁のすごさは昔の映画『アイガーサンクション』でなんとなく知っていたが、知識量が増えていくほど、アイガー北壁のすごさが分かってきた。
 次代はナチス第3帝国。帝国の威信もかけてドイツ人登山家二人が山頂に挑む。こんな80年以上も前に、山岳列車があってアイガー北壁を眺められるようになっていたとは知らなかった(あー乗ってみたい!)。その終着駅から登っていけばすぐそこ!にも見えるが、幾多の困難が待ち受ける(実際吹雪の中フィアンセが声をかけて励ますのだが、そんな近さながら救出隊は近づけない)。行きに苦労して張ったザイルを(帰りは登山後南ルートを通る予定なので)ほどいてしまうのは、人間の驕りだろう。もっと大自然に謙虚だったなら少なくとも4人中3人は生還できたのかも知れない。 
 甘い結末を期待していたが、そんな甘い考えこそアイガー北壁には通用しないよ! と思わせる一本、見応えがあった。

 

アイガー北壁 [DVD]

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*『TENET テネット』

 監督がクリストファー・ノーランってことで、否が応でも盛り上がるゼ。観てみれば『ダークナイト』のダークさ、『インセプション』の奇想天外、『ダンケルク』の重厚さ、これらがMixしたような作品だった。
 予告CMではジャンボジェットがビルに突っ込むシーンや、高速でのバック運転でのカーチェイスを流しているが、それ以外のどのシーンも(低音のBGMもよく作品に合っていて)凄くよかった。
 敵ボス演じるケネス・ブラナーの設定は、「007シリーズ」を思い出させる。その敵ボスの愛されない妻役:エリザベス・デビッキは、若いときのグィネスをシュッとさせた感じだ。第3次世界大戦を主人公「名も無き男=(ジョン・デビッド・ワシントンが演じる)」が防ぐ話なのだが、それよりも、この他人の奥さんを大事にしているが、正直そんなエージェントは嫌だ。地球の皆さんを優先して欲しい。あんまりパッとしない主人公だと思っていたが、デンゼル・ワシントンの息子さんなんだね、この人。『ブラック・クランズマン』のアフロの人、というのも後で知った。(本当に同じ人か!?)
 誰が味方で誰が敵なのか、は「MIシリーズ」を思い出させる。それらが時空間を行ったり来たりするので、自分の理解が正しいかどうか不安になる。映画の中では、(この男は実はあの時の・・・)というシーンがいくつかあったので、もう一度映画館で観るか、DVD化されてから何度か見直すか・・・。今回面白かった割に星3つの評価なのだが、見直して納得すれば星4つになるかも。映画館でこそ観るべき映画、だとお薦めしたい。
P.S.youtubeで「ネタバレ」、特に「ニール」とは何者か? を観て結構納得した。(☆4つに変えた) 時空物の矛盾点は完璧には消えないのだけれども。


TENETネタバレなし感想。必ず二回観たくなる!鑑賞前に知って損は無い”ある言葉”