*『恋のロンドン狂騒曲』

ウディ・アレンが監督、それだけで観た。初老で長年連れ添った妻を棄てて、若いコールガールと結婚し、バイアグラを常用する男にアンソニー・ホプキンス。(よくこの役で出たなー) 
 ナオミ・ワッツは、この娘役。夫ロイ(ジョシュ・ブローリン)、は一発屋の作家。デビュー作後ヒットに恵まれず、マンションの向かいに越してきた若い女性に恋心。ランチに誘う。フィアンセもいるのに、ついついインテリっぽい作家に心が迷う女(あんはバカか?)。作家ロイは交通事故にあい死んだと思った友人の原稿を自作と偽って発表、大絶賛を浴びるが・・・
 まさにタイトル通りの恋のロンドン狂騒曲。ウディ・アレンはやはり監督だねー。彼が出演すると、もうノイローゼの人がグダグダ話し始めるようでイヤになっちゃう。こういう演出ができるんだからこの調子でお願い。次回作『ブルージャスミン』は、ケイト・ブランシェットが精神を病む女性を演じると言うが・・・まぁ楽しみだね。