*「オデッセイ」

1年くらい前の作品を観ると、「主人公マット・デイモンが火星に取り残される話」ってのは覚えているが、見終わって監督リドリー・スコットのクレジットが出ると、(ああーそう言えば)って感じになる。まぁ評価が高いだけあって、良作である。宇宙ものというとこでは「アポロ13」も「ゼロ・グラビティ」にも似たような感動を覚えた。
 ただ(きっと救出される)とか、(きっと一難、また一難あるんだろう)ってことが前提なのでちょっと醒める。良作ながら二度目はあまりないなぁと思ってしまう(その点「アポロ13」はまた観てみたい・・・のは、トム・ハンクスの力なのか?)。
 主役を演じたマット・デイモンも若い若いと思っていたが、「ゼロ・グラビティ」での主演男優ジョージ・クルーニー並みにオジサマ力がついてきたぞと、こちらも感動したぞ。船長役を演じたジェシカ・チャステイン、宇宙ものの「インターステラー」にも、出てたね。「ゼロ・ダーク・サーティ」でのアナリストなど、強い女、が似合いすぎなのは長所?短所?でもまあ、今の歳の取り方は素敵だと思います。
 1年以上孤独でいると、どう心理状況に影響するの? みたいな話が途中あったが、最後まで何も無かったなぁ。ちょっと気になりました。