*『沈黙の帝王』S・セガール

 原題は「THE PERFECT WEAPON」監督はティトゥス・パール・・・って知らない。舞台:近未来、完全に管理された社会、主人公は反逆者を殺すヒットマン。いつもの(よくある)パターン。当然当局VS反乱軍(?)。その過程にありがちな、美女とのエッチ、おそらく何度か急転直下のどんでん返し。 見終わって、「う〜む、これは一本やられた・・・」などと観客に言わせられる、と夢見たのが見え見えなティトゥス・パール監督。もしかしたらS・セガールをダシにしてまで、ヒットマン(=「THE PERFECT WEAPON」)役のジョニー・メスナー(結構この手の役で多数映画出演)を、J・ステイサム並みの俳優に押し出せるとでも思ったのかも知れない。
 週末、ちょっと時間があるなぁと思った時に、セガールの90分映画は、お気軽なのでついつい観てしまう。(去年の話題作『キャロル』は録り溜めしてまだ観てないのに)
 (どうしてこんな映画作っちゃったんだろう!?) カネと暇があっても、こんな映画作っちゃっていいの? という渾身の一本。ごめん、以上! 

沈黙の帝王 [DVD]

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