*『四国の思い出』

metoo7s2017-10-19


 metooは現地の人や、旅行者とよく話をする。特に知りたいことは教えを請うことにしている。土讃線では、筋金入りの「四国八十八ヶ所霊場巡り」のご老人に出会った。前日もあちらこちらでそういう方を車窓から見ていたのでとても気になっていたのだ。
 しかし何だ、老人になると難しい人が多くなる。その方は十八歳の時から、もう5回だが達成しているらしいのだが、基本怒っている。「あんたも家族も会社も全て捨ててやってみれば分かる」と言う。いやぁ、そりゃあ無理でしょ。
 年配のご婦人が立っている時は席を譲ろうとするようなこともあるのだが、普通に喋っていた男子高生を突然怒り出した時は驚いた。何も悪いことをしてないそのDKも驚いて(え、俺今何かした?)って感じだ。すると「何を見ている! 50年早いわ、このガキが!」 わけ分からずとりあえず頭を下げ、視線を逸らすDK(なかなかの好青年だ)。
 そんなわけで「四国八十八ヶ所霊場巡り」はどこまで徒歩で、どこからこんな風に列車やバスなどを利用して良いのかを聞きたかったがダメだった。(ちな、その後ご老人は宇和島駅でバス待ちをしていた。歩かないのか?) 
 先日訪れたニコライ堂も、ご年配の案内の方が(日本人なのに)結構怖かった。突然怒り出すロシアの方は沢山いらっしゃるのは分かるんだけれど・・・