*鉄ちゃんなら泣ける『国鉄の車両』(保育社)

今週のお題「読書の秋」

 

国鉄の車両 (2)

国鉄の車両 (2)

 

 


 発行が昭和59年。まだJR発足前、しかし第一次廃止路線が本当に廃止され始めた頃の話だ。まだおそらく道内に高速道路は無く(本当は知らんが)、移動は専ら鉄路、っていう「旧き良き時代」の本を図書館でみつけた。すっごく汚れていて、もしも新刊があるなら定価で買ってみたいものだ。
 乗った白糠線が地図からすでに消えているものの、相生線や渚滑線など、(あ-乗りたかったなぁ)という路線が地図には残っている。そうか、当時は美幸線の方が白糠線よりあとに残ったのか。そしてまもなく(来春?)廃止される留萌本線も、できれば乗りたいんだけれど。
 この本にはかつて乗ったキハ80系オホ-ツクの長編成(それは本当に北海道の雄大な写真の中で絵になる)も掲載。あの頃嫌いだったキハ183系(よく調べずに駅で特急待っている時に80系が来ると嬉しかった反面、183系だとガッカリしたもんだよ)も長編成で頑張っている。
 あの頃お金もあまりなく、12日間くらいで切り上げて本州に戻ったけど、お金なんか考えないで、あと1週間はいれば良かったよ。釧網本線も池北線も宗谷本線も乗っておけば良かったよ・・・(この本で調べると、当時稚内行きの特急が走ってないことになっている。記憶が曖昧なのでが、それが原因で稚内行きをあきらめたのかな・・・?)
 ただ今「北海道各線1」を眺めているとこ。九州や四国もざっくり眺めたけれど、九州の廃止もハンパないな。その点四国はもとからそれほど路線が無いせいなのか、ほぼ現状(だと思う)。