*『鉄道写真家30人の絶景』(集英社)

今週のお題「読書の秋」

 

撮影ガイド付き傑作選 鉄道写真家30人の絶景 (雑誌編集単行本)

撮影ガイド付き傑作選 鉄道写真家30人の絶景 (雑誌編集単行本)

 

 


 こちらも図書館でみつけた。もう8年前に出版。時刻表やカレンダーの写真には、「さすがプロは違う・・・!」と唸る作品が多い。そもそもドロ-ンの無かった時代に冬山のてっぺんから、遠景で3時間に1本くらいの特急を捉える・・・って、どれだけ気合い入っているんだ? 当然カメラマンは自動車で移動しているんだろうが、それでも山の中は冬は雪との格闘、夏は蚊に蛭、もしかしての熊なんか考えると、怖くておいそれとは私は入っていけないんだが。
 写真や映画で絶景に出会うと無性に行きたくなる。その多くは叶わないまま(ドライブ日本の道百景なんかもすっごく良くて、走って泣けたぜ)。
 昔『砂の器』という映画を松竹が作ったんだが、その制作コンセプトに「日本の美しい四季を描く」というのを後にDVD買って鑑賞して知った。あの日本海沿いに歩きながら、貧しい少年が砂の器を作っていくシ-ン、どこだか分からないので、取りあえず晩秋の鳥取砂丘で私も作ってみた(笑)
 以前『JTB時刻表表紙名景撮影ガイド』は本当にスゴイと思って手に入れたが、できることならこれもほしいぞ。