*『エル ELLE』

エル ELLE [DVD]

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監督がポール・ヴァーホーヴェンだし、WOWOWの予告が興味を惹く。今回W座で観たのだが、冒頭、そして上演後の2人のコメントが良い。
 たとえば「ポール・ヴァーホーヴェン76歳で、もう少し温かい映画が作れないか」とか「フランス映画って感じですね〜。日本ならこうはならないでしょう」「・・・山田洋次監督とか?」
 そう、実は私もこういう感想を持った。誰かと鑑賞後にスタバにでも行っていれば、同じような事を言っただろう。とどめはこのセリフだ。
 「結局この映画何を言いたかったのでしょうか?」
 なかなか言えない、このセリフは。「え、お前分かってないね〜!」と言われそうで。でもこうして上映サイドにいる2人から言われると、安心する。 主演女優のイザベル・ユペール役中49歳、実際62歳。62歳!? そして脱ぐ脱ぐ。やるやる! 誰かが言ってた。「フランス人にとってセックスはスポ−ツ」。犯人は誰なのか?よりも、官能ミステリ−ってくくりなのか。タイトルELLE、って何!?
 そしてレビュ−で見つけた。「主人公は幼少期に父親から性被害を受けていた。」 それでタイトルELLE以外の謎は解明。なぜ刑務所の父に面会に行かないのか。行くことになったら父が首を吊って自殺したのか。なるほどね・・・皆分かっているのかな?(WOWOWの解説さんは分かっていないと思うのですが・・・)