*『地獄の黙示録』


  印象深い映画だ。ワグナ-の「ワルキューレの騎行」を響かせながらベトコンを攻撃する第一騎兵隊。子犬を守ろうと動いたために皆殺しにされる船乗り一家。プレ-ボ-イ・バニ-ガ-ルズの慰問・・・しかし肝心の結末を覚えていない。アメリカを裏切ったカ-ツ大佐暗殺は上手くいったのか? いったとして、帰還は無事だったのか? チャ-リ-・シ-ンがでていたのは、これだったかプラト-ンだったのかもごっちゃになっているほどで(ググれば父親のマーティン・シーンがこれに出ていました!) 公開当時、コッポラ監督作品というだけで観客を呼べる力があったな。
 もう一度観直してみても良い作品だったので、安静のためにボケ~と観直した。あんなに暗殺があっさりでき、そのまま帰還・・・というかほぼそこでエンドロールって、本当にそれで良いのか? 公開当時もこんな感慨抱いたっけかなぁ。カ-ツ大佐のとこに行くまでが本当に長い長い映画だった。もっと哲学的に捉えなければいけないのかなぁ。