*『NHK土曜ドラマ「天城越え」』再放送

 1978年放送した天城越えを理由は知らんが再放送でやっていた。先日小説読まなければ絶対見ないけど~(見てみた)。主要3人物(娼婦・少年・被害者)がそれぞれ、大谷直子(おー若くて綺麗)、佐藤慶(こんな若いときもあったのか!)、鶴見辰吾(子役の清々しい目元は出色!)が演じていてとても良かった。
 小説では、これのどこがずば抜けて良いのか分からなかったが、TVでは娼婦の悲しい過去や、被害者がなぜに自分の名も来た方も語らぬのかが描かれており、ヒューマンドラマに仕上がっていて結構感動した(若い人は感動しないと思うが)。
 折角なのでNHKのHP覗けば、チーフプロデューサーが、あの和田勉! お遍路さんに原作者松本清張。舞台の最後を飾るのは三島の印刷所、そうあの少年の53年後。そこは宇野重吉が演じていた。NHK気合いの入った一作だった。

ちなみに下のyoutubeは、上に紹介した物とは違います!


天城越え(予告)