*『母も逝く』

  ここ数日食事が採れなくて、ポカリくらいしか採れてなかった。月曜に病院に誘っても「絶対行かないよ」ときかないので連れて行けなかったが、その時より悪化。午前に休みを頂いて、絶対入院させるぞと実家を訪ねた。
 玄関の灯りが点いていて、起きられたんだ、と安堵したのもつかの間、玄関開けたところに寝たように倒れ込んでいた。声かけするも返事なし。119番で救急車呼んで、その間心臓マッサージ。半目空けていてぬぼーと起きてきそうだ。そのうち救急車。
 早朝故駅前の大きな病院に行くことになったが、その間ずっと隊員が心臓マッサージ。ずっと心電図に波は無いのに。いつも思うが十分な感謝を伝えられずに救急退院は去って行ってしまう。名前も分からずに。
 月曜に何としても病院に連れていくか、いっそ救急車を呼べていれば。終わってしまうと後悔ばかりが脳裏を走る。いつかは逝ってしまうのだが、もう少し長生きして欲しかった。毎週末欠かさず通って料理作って一緒に食べた。美味しそうに食べていた。そのために電気圧力鍋も買った。さてこの実家はどうしよう。誰も住まなくても税金と保険はかかる。かといってマンションでは仏壇さえおけない。もし置いたら同居人はさぞ嫌がるだろう。
 死んだと伝えても、何も言わない同居人。いや、コロナ禍で葬式あげるのか?と嫌みを散々言われた。色々な課題が山積み。49日は1/16。寒いな。

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(写真は沖縄県メモリアル整備協会から引用)