*『砂の女』安部公房著

有名な作家。確か前衛作家。あまり前衛の意味が分からない、実のところ。世界20カ国以上で翻訳されている本作、解説はドナルド・キーン。ならば名作なのだろう。
 およそ60年前の作品だが、実のところ理屈っぽくしかも現実味が無いので、いや、ちょっとって感じなのだ。蟻地獄にかかった若い教師の話、と捉えて読んだ。図書館で借りてみたが過去には借りられた形跡がある。昔の人はこういう本読めるんだな、偉いよ。

 

砂の女 (新潮文庫)

砂の女 (新潮文庫)