*『ゴッドファーザー<最終章>:マイケル・コルレオーネの最期』

 職場の仲間が次々と『コナン君』を観に行く中、やはり劇場で観るなら・・・F・コッポラを選んだ。だって仕方ないじゃない!?
 (ゴッドファーザーPART3じゃなかったっけ?)昔観た記憶。2だけ映画館で、1と3はTVで何回も観たが、実のところヘリから銃撃して皆殺しを図るシーンと、糖尿病でジュースかアメを欲するシーンしか思い出せぬ。
 「午前10時の・・・PART12」にしてはやや大きめのシアターで公開していたが、観客は20~30人くらいか。皆ミドル以上・・・こういう大作を若い人観て下さいよー!!
 あのテーマ曲が流れてきただけで鳥肌が立つよう。そうそうアル・パチーノもこんな感じだった。アンディ・ガルシアが若い。オーシャンシリーズではカジノのオーナーだったな確か。若くても胸毛びっしりで、よくあんなもじゃもじゃの上で眠れるな女性は、と横道にそれた。ダイアン・キートン何気に美しい。相変わらず上品な人だ。

 さてストーリー。血で血を洗う抗争は、裏社会を抜けた(かに見えた)現代ファミリーにも受け継がれ、その報いで若い命も失われていく・・・と、ここまで書いても、この作品の奥の深さは私ごときに語ることはできない。
 今回調べれば、昔観たのが『ゴッドファーザーPART3』で、今回は編集を変えた『ゴッドファーザー<最終章>:マイケル・コルレオーネの最期』  なのだと知った。大筋は同じなのだろう。終盤のオペラ実演をバックに暗殺劇が繰り広げられていくシーンは重厚かつ流石のシナリオ。切なさも漂う。入場券に見合う170分である。