*『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』

  ロバート・デ・ニーロモーガン・フリーマントミー・リー・ジョーンズの3人を主演に、80年代作品をリメイク。・・・と言うものの、昨年公開したこの作品を知らない。80年代の方も知らない。
 舞台は1970年代のハリウッド。映画プロデューサーのデ・ニーロがギャング(フリーマン)から借りた金を返すために、偽の映画を作り主演俳優に保険金をかけて劇中に殺害する方法を思いつく。その主演俳優が、かつての大スター、トミー・リー・ジョーンズ、という設定。大物俳優が軒並み高齢化、「R.E.D」のような映画もあったが、正直飽きてきた頃だ。そしてデ・ニーロ様には、老けたとしても「マイ・インターン」のような上品な役で出て欲しいな、正直。
 途中で(あぁコメディ映画だったんだ)とようやく気付く。老人達の友情も芽生え、悪い映画でもない。ご都合主義はあるけれど、よく練られた脚本だ。
 映画館ではエンドロール最後まで見るか?問題があるが、本作は最後に、借金を抱えるきっかけになった「尼さんは殺し屋」の予告編が流れる。これが結構笑える内容で「マチェーテ」を彷彿とさせる。B級映画好きなら、実現して欲しい内容だろうが、大ヒットは望めそうもないなぁ(笑)