*『魔王』伊坂幸太郎

 買って読み始めて、あぁこれ絶対読んでいるよなぁと思いながら全部読み切った。自分のブログに載ってなかったから、読んだのは10年以上前なのかも知れない。あとがき読むと、出版されたのが小泉氏(もちろん純一郎氏のほう)が首相になった頃。時が経つのは早いものだ。
 登場人物は相変わらずキャラが立っている人ばかり。兄弟の弟君の彼女も伊坂ワールドに出てくるような欲が無い善良な市民だ。電気を消す時の寝言、「消灯ですよー」はなぜか耳に残る。
 これを読んでおきながら、続編『呼吸』『モダンタイムス』は(きっと)読んでいない。見つけ次第読まなきゃナァ。

 

魔王 (講談社文庫)

魔王 (講談社文庫)

 

 

*『ファースト・マン』

なぜだろう、ライアン・ゴズリングの顔はそれほど好きじゃ無いのに、彼の映画を観てしまう。もちろん『ラ・ラ・ランド』は泣けた。また映画館で観たい映画だ、もちろん一人で。
 そのラ・ラ・ランドの監督と組んで作ったのが本作。アポロ11号人類初の月面着陸を成し遂げたルイ・アームストロング船長の話だ。アカデミー賞で視覚効果賞を取っただけのことはある映像が素晴らしい。成層圏あたりをウロウロしながら死の危機もあった冒頭ジェミニ計画のシーン、船体はガタガタ揺れて、宇宙旅行なんて絶対に行きたいと思わなかった。宇宙服の中で嘔吐したら一体どうなるんだい?
 月着陸船の着陸制御練習では制御不能に陥り緊急脱出してケガを負うし、アポロ計画披露でホワイトハウスに行っている最中には仲間三人が船内練習で焼死。本当に月に行けるのか? 期待よりも不安の方が多かった、というのはこの映画を観るまで分からなかったな、実際。
 音楽は素敵だ。ラ・ラ・ランドを思い出していたくらいだ。結構リアルな作りの良作だが、その分惹き付ける力が弱いのが玉に瑕。真実に近く作るとこんな感じになるのかな。

 

ファースト・マン [AmazonDVDコレクション]

ファースト・マン [AmazonDVDコレクション]

  • 発売日: 2020/02/05
  • メディア: DVD
 

 

*『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』

 実を言うと封切り時評判が良いので見たかったんだ。ほのぼのするしね。すみっコが好きって言うのもイイじゃない?
 で見てみると確かにほのぼのするんだけれど・・・ごめんなさい、ちょっとこれみて感動するには、薹が立ちすぎているようです。(そんな自分が)残念!!


www.youtube.com

*『ゴルフは見ない』

 最終日2位と4打差の単独トップ、4/12の朝は出勤前までTBSを見たよ・・・。全然ゴルフに興味ないんだけれど。見始めると結構ピンチが多くて(13番で、木にカコーンと当たったり、その次のショットはグリーン越えて植栽に突っ込んだり)、ニワカがなまじTVナンかで応援するからだよと凹んだよ。
 それでも木に当たったボールはフェアウエィに戻ってきたり、植栽のホール側に落ちたりと、とてつもないグッドラックが松山をフォローアップ。(13番はパー)
 最終18番ホールも、すんなりこの日パーで終わらせれば結構カッチョエエのに、しっかりボギーで2位と1打差だったりで、ヒヤヒヤ。
 興奮して帰宅したらブログ書こうと思ったが、日本中のニワカがツィートしてそうでやめた。今頃書いていると、それはそれで、随分マヌケに感じる。
 解説していたゴルファーが感極まって泣くシーンが多かった。そりゃあそうだ。メジャータイトル、特にマスターズで日本人選手が優勝するなんてあり得ないだろうと思われていたもの。テニス4大タイトルで日本人が優勝だとか、NBAでコンスタントに試合出続けるとか、五輪アイススケートフィギュアで優勝するとか、まずは無理だろー!と思われていた事が実際できるようになってきている。(それでも心のどこかに男子ゴルフだけは無理でしょ、って思っていた)
 過去何度もマスターズの高い壁に阻まれてきた諸先輩プレーヤー、そんな彼らの鬱憤を晴らした素晴らしい大会だった。改めておめでとう。そして今回がフロックで無い証明に、次回も頑張ってほしいものである。またしばらくはゴルフは(競馬もmetooは見ないが)見ない。


www.youtube.com

 

*『モダンタイムス』(伊坂幸太郎)

 先日(以前読んだことのある)『魔王』を読んだので、その50年後あたりを描いている(以前読んだことのある)『モダンタイムス(上・下)』を読んだ。読んだことあったかなぁ? この危惧は「浮気をしたら殺し屋雇って爪を剥ぐ」妻の佳代子さんが出てきてすぐに消えた。拷問をする前に「勇気はあるか?」と訊いてくる殺し屋さんも、あーいたいた、いたねー、懐かしい。
 前作『魔王』はヒトラームッソリーニのような独裁者が出てくるシステムを、『モダンタイムス』はネット社会での、国家ぐるみの陰謀と言う壮大なテーマが、伊坂ワールドのサラッとした雰囲気で描かれていく。爪を剥いだり指を切断したりの非道い拷問でも、ウイットの効いた会話が続くのでそれほど深刻にならない。
丁度『ゴールデンスランバー』の頃の作品。ゴールデンスランバーが、エンターテイメントなのに対し、モダンタイムスは社会派、である。伊坂幸太郎、渾身の一作である。

 

モダンタイムス(上) (講談社文庫)

モダンタイムス(上) (講談社文庫)

 
モダンタイムス(下) (講談社文庫)

モダンタイムス(下) (講談社文庫)

 

 

*『スキャンダル』

ショービズなら当然ありそうなセクハラ。この作品は2016年のFOX TVが舞台だ。そう丁度トランプが大統領になってしまった年だ。
 どこの会社にもいそうな権力を握る帝王。この人に好かれなければ出世は無い。しかも何度となく、セクハラをしてくる。metooはそういうセクハラをリアル社会で見たことが無いけれど、一昔前は通りすがりの女子社員やウェイトレスのケツを撫でる、なんてことは日常茶飯事だったらしい。(昔の女子社員はある意味百戦錬磨だったんだぁ)
セクハラオヤヂに立ち向かう女性陣がシャーリーズ・セロンニコール・キッドマンマーゴット・ロビー。そうそうたる面々。TVキャスターに起用されるくらいだから、超美人は当たり前か。
 権力を笠に威張る人は嫌いだ。だから自分達の食い扶持を賭けてまで戦う女性陣には喝采だ。

 

スキャンダル (字幕版)

スキャンダル (字幕版)

  • 発売日: 2020/04/29
  • メディア: Prime Video
 

 

*『外国のおっさんがすっごくそばまで寄ってきた話』

 都内に伯母が住んでいる。随分世話になった人だから、そして最近やたらと周辺でお亡くなりになっている方々がいるのとで、世話になった人とは生きている間に会うべきだ!と、都内にNinjaで出かけた。相棒に名前を付けなきゃなと思っていて、考えたのが「忍六君」。イマイチである・・・
 ご高齢のご婦人にお土産は何が良いのか分からない。虎屋のようかんだろうか。高速乗る前は10時前なのでお店やってないし。ナビを頼りに高速降りれば目の前に三越日本橋店。よーし行くかー初入店! バイクでデパに来る客も珍しいだろうけど、すっごく丁寧に対応していただいた。ムダに何人もいて、さすが三越だと思った。デパ地下で和菓子を買ったが、開店直後にもかかわらずワンサカ人がいた。とっきょーはすんげえとこだよ、はぁ。
 折角都内に出かけたので新宿に立ち寄った。駐輪場にバイク駐めて道路横断しようとキョロキョロしていると、突然無言ですぐそばに外人が寄ってきている。なんだこいつ? って目で見ると立ち去るが、振り返ればまたそこにも外人が。なんでこんな間合いに入ってくる?
 車道渡り終えて行き先を確認している時に気付いた。バックパックが全開! しかも長財布いれたバックも全開! うぉおおおおー!
 確かめてみると財布もポチ袋に入れといたお金も全部無事。外人に気付くのが少し遅れていたら、全部持って行かれたぞ。開けっぱなしで歩くお馬鹿さんもお馬鹿さんだが、バッグ開けてたら何でも盗っていいんだぁ、って思う外人も害人である。あんたらに倫理観はないのか!?
 土曜日も暖かいを通り越して暑いくらいの日だった。今日は雨。平年並みの気温って随分寒いんだな。

 

写真は日本橋三越本店にビックカメラ'20年早春出店。ハイエンドな商品も用意 - AV Watch (impress.co.jp) から引用

f:id:metoo7s:20210405213647j:plain

ここを左折、右が駐車場入り口。バイクは4F!