紹介文に「2009年のソマリア海域人質事件をテーマに、海賊に拉致されたコンテナ船船長をトム・ハンクスが演じたドラマ。船員の救出と引き換えに4日間にわたって海賊の人質となった船長の運命と、海軍特殊部隊ネイビーシールズの活躍を描く」とあって、大まかな話もニュースで知っていたし、トム・ハンクス主演なら観なくても想像が付くなぁと映画館での鑑賞をパス。
実際に観てみると物語はきわめてドキュメンタリー調。後半はアメリカ海軍とソマリア人海賊の攻防に話が変わり、想像と一変。米軍賛美のようにも感じられたが、船長一人の命を救う為に海軍特殊部隊ネイビーシールズまで出すなら、最初からソマリア沖に駆逐艦一隻常駐していた方が安上がりでは? と思った。
船長救出劇(船員による)は、お粗末ではないかい? 実際に体験してみないとそりゃあ分からないけれど、タフガイが多い船員だから、海賊を逆に制圧できたかにも思うが。
襲った船が積載していた貨物が、ソマリアのような貧しい国への援助物資だった・・・少し考えさせられる映画にもなっているのが良いですよね。そこが単なる救出劇とは、違うよ。と言っているようでもあり。
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