*アカデミー賞受賞!『レヴェナント:蘇えりし者』

レヴェナント:蘇えりし者


 ちょっと重いかな・・・観たくもあり多少億劫さも感じ・・・たものの、本日仕事帰りに鑑賞。これは凄かった! 観ていて「痛い!」「寒い!」「冷たい!」。凄く力が入る!
 何しろ平日の仕事帰りの途中なので、(寝ないかな?)なんて心配していたんだが、全然そんなことなく157分の尺も気にならなかった。よくぞ、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督(あの殆ど室内劇の『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』とは真逆の大自然の中で)、あんな大自然あふれる世界を描ききったよ。R-15指定なんだが、そうさ15才以下が観てもきっとつまらないもの。これは映画関係者の優しさなんじゃないか、って思う。
 ところでディカプリオのオッサン化には残念に感じる一人だ。見事な演技なんだが、せめてタイタニックの雰囲気のまま親父化してほしかったが(もしそうだったら、絶対にこの映画にはキャスティングされなかっただろうが)。
 オッサンがやたら多かった館内だったが、骨太の映画を映画館で鑑賞してほしい。