1966年作品。白黒。
司馬遼太郎の同名作品の映画化。日野のヤンキーだった時代から
新選組時代までを90分で作るのには無理がないかい? 二枚目の
沖田総司や
土方歳三を当時の二枚目俳優で固めなかったのは(今思うと)斬新。殺陣は意外に地味。昭和40年代までは〈時代劇〉全盛であろう割りに・・・不思議だ。音楽にラテン系ギターが入ったり、半分農民の
土方歳三が、サムライのようなしゃべり方をするのだが・・・
時代考証さん、ホントにこれでいいの?
「
坂の上の雲」の映像化に反対だった
司馬遼太郎だが、「
燃えよ剣」の原作とこの作品とではかなり差異が見受けられるが・・・如何?