*10年先も君に恋して(最終回)

10年先も君に恋して

10年先も君に恋して(最終回)
実際の恋愛とオーバーラップしながら見ている視聴者も多いでしょう。
なんとか未来を信じていきたい上戸に「絶対なんて、無い」と否定的な40内野。でもそれが本心でもないことは、視聴者は気付いている...
そして次第に近づく別れの日。上戸に向かって本心が出る。「30になってやり直したとしてもまた君を好きになる。」「僕はまた君に恋するために10年後からやってきたんだ」...こんな事好きな人に(または内野聖陽ファンは)言われたらキュンってなるでしょう。その後は、やっぱハグでしょう(予想当たる(笑))こういうシーンってキスよりハグなんだよね。
 そして10年後に戻る、気まずい室内(あ〜人生長く生きてるとこういうシーンっていたいほど分かる...1つ1つの言葉に刺があって痛い、痛い)。NHKだし、タイトルからもHAPPY ENDって思いつつも不安は募る。でもそこには「10年後の私へ」という手紙が。(タイムトラベルの思い出は全て忘れる設定から、無理なく手紙は書いてある)
 回想シーンに、川沿いの公園で待つ30内野に、階段を降りて遠くから微笑む上戸彩のシーンがある。これっていい! 大好きな人が、こんな風に自分に微笑んでくれるのって、「天使が舞い降りた瞬間」だよね。恋していて得られる貴重な瞬間。こんな瞬間を体験できずに人生を終わらせたらいけないよね。
・若者よ、恋はしなさい!
・自殺なんかしちゃいけない。いつかこんな日は人生に訪れるものだ。
しっかりとした答えは書いてないけど、未来が陽光のように差し込んできて、見てて清々しい気分になれました。秋のNHKドラマに感謝です。