薬師丸ひろ子の映画を観るのは「Wの悲劇」以来・・・? あの映画で少女は女優に変わって行ったと思ったが....あ、いけね「三丁目の夕日」とかですっかりお母さん役になっちゃったなぁ、って思ってたわ。
かつてのアイドル、薬師丸ひろ子、なんか笑顔で表情が固まっちゃった感じがしてう〜ん、紀子さまみたいな感じが・・・・と書くのは不敬罪かな。
だんな役の豊川悦司がおそろしくダメ男でいい味だしている。前半はコメディで観ていて痛い。しかし半分すぎた所から急に物語は変わり、映画館ならおそらくあちらこちらですすり泣きが始まるのだろう。こういう展開もありなのかな。前半のあちこちで、密かに後半への展開を小出しに出しいている。まぁ気付かないけれども。
追伸1:どちらかというとやくざなど強面がお似合いの石橋蓮司がおかまのママ役で出てくるが、役者さんの演技ってのはさすがだなって思ったよ(笑)
追伸2:エンディングで流れる井上陽水の曲(赤いクラウン)が、大人向けのこの映画にぴったりはまる。心地よいジャズを聴いているようだ。「半落ち」のエンディングで森山直太郎が流れたときの違和感と失笑と比べると見事としか言いようがない。
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