*話題の「ヘルター・スケルター」の原作を

metoo7s2012-06-11

毎回登場(?)のお隣さんが、沢尻エリカ様主演の「ヘルター・スケルター」を貸してくれた。2003年の第7刷ってあるから約10年前には目を付けて買っていたんだなぁ。先見の明がある。
「第7回文化庁メディア芸術祭マンガ部門、優秀賞受賞!」ってあるけど、ずいぶん、きわどい描写もある作品でも受賞できるんだなあ・・・お隣さんは、これ以外にも岡崎京子のマンガを購入したらしいが、これ以外は処分してしまったらしい。これだけ映画化で評判になるのだったら、取っておけば良かったと言っている。metooは他の作品を読むのが少し怖い。
知り合いが邦画は観ない主義なのに、この映画は一人でも観ると言う。沢尻なんかに興味の無い人だ。知らず知らず「破滅」の方向に向かう人がいる。この主人公の「りり子様」も、そういうところがある。このマンガや映画を観る女性達が、美しさと若さに対して大きな幻影を持たず、少しくらいシニカルな視点で、but、ポジティブな視点で観てくれればと願うね。
もう何人も「破滅」の方向に向かう人を見てきた。自分や周囲の人間が何を意見してもそういう人はいうことを聞いてくれない。10年後20年後に(ああ、自分は間違っていた)と思うか、または(絶対間違っていなかった!)と意地を張り続け、扱いづらいオバハンになっているかのどっちか何だろう。どちらにしても不幸な話だから。

ヘルタースケルター (Feelコミックス)

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