最近満員の映画館ってそうそうないよね。評判いい今回の007、期待しながら観ました！
のっけから予告編等でおなじみのアクションシーン。最近（P・ブロズナンあたりからかなぁ？）出だしからフルアクション、っていうのが007のトレンドだね！ しかしそこから今までの作品とテイストが全然違う。アクションよりもストーリー重視なので、人によっては「中だれ」する。ボンドガールっていたの？ はて･･･誰だろう？ のっけのエージェント（ナオミ・ハリス）はそのうちデスクワークになっちゃうし、活躍はイマイチである。敵ボスの愛人？ 残念ながら1回寝ただけですぐにあの世へ････まさか「M」？？？
そう今回のメインは「M」と「007」の話であり、「Q」に見られるように、新旧交代がテーマなのだ。ボンドガールが出てこないで、最新兵器もほとんど出てこず、自宅に敵を迎え入れる『007』シリーズがかつてあっただろうか･･･?
そこを受け入れられれば、かつて無い「渋いエスピオナージ」の話になるし、受け入れられなければ「今回のアクションはイマイチだなぁ。これならMIのT・クルーズの方がいいな」になるだろう。
なかなか歳をとらないT・クルーズに比べ、ダニエル・グレイグは年齢を重ねている、しかし良い感じの渋さで好感が持てる。
後半はもちろん、アクションあり。だがもちろんいつもとは違う。旧き良き時代へのオマージュともとられないようなティストだ。
ちなみにナオミ・ハリスは私の指名する美容師にそっくりだと思って親近感がわいた(笑)
