*杉山清貴デビュー30周年コンサート

最近見てなかったわりに、あまり老けた感じも声が衰えた感じもしないのだけれど。珍しくグラサン外したりすると、円広志かな?なんて思ったり。
 割と早めに「約10年ぶり復活」のオメガトライブメンバーと、出世作「Summer Suspicion」歌ってくれれば会場はノリノリだよねー。その後が突然スローになって、もう10年以上も聴いていなかった「サイレンスがいっぱい」のイントロが流れると、そりゃあ音楽のなせる業、この曲を聴いていた頃の全てが思い出されたよ。すぐこの後が「ガラスのPalm Tree」だったのだが、ライブにありがちな多少のアレンジが入っていて(ファンからすれば、どれだけオリジナルが聴きたいか・・・例えば「愛しのレイラ」なんかをジャズっぽく演奏してくれたって、少しも嬉しくない・・・!)、確かダイードリンコか何かの缶コーヒーのCM曲だったが、イマイチだった。
 氏の中で一番メジャーな「最後のHolly Night」とか「SHADE〜夏の翳り〜」もやってくれたけど、自分の人生で純粋に聞き込んでいる時期では無かったなぁ。氏がハワイに本拠地を移してからはあまり聴いていないのでrecentな曲はあまり分からない。思えば「オメガトライブ」が出た頃の、urbanな雰囲気、加えてseasideなテイストも加わって、metooにはドンピシャのストライクだったんだけれど、ね。
 翌日には最大のヒット曲「二人の夏物語」(という缶ビールのネーミングような)を歌ってくれる。これは、あまりに売れ線狙いで好きになれないのだけれど。「きみのハートはマリンブルー」なんかの、すこし寂しげな世界観が(青春期の移ろいやすく儚い恋愛に似て)好きだな。やっぱライブは良いよな、行きたくなっちゃったよ。