ウルヴァリン:SAMURAI 2枚組ブルーレイ&DVD (初回生産限定) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2014/01/08
- メディア: Blu-ray
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はい、どうして日本なんでしょう? それはこのシリーズを好きになるようなヲタッキーな方々には、日本刀や忍者が何よりも好きなんでしょう。それしか考えられません。そして日本人ならこの映画に出てくるヤクザや忍者に、とてつもなく違和感を感じるのだ。
無敵で不老不死のウルヴァリンが、ヒロインの祖父を長崎原爆から救うって、物語劈頭の話は面白い(以前のシリーズで南北戦争や朝鮮半島でも戦っていたような記憶が・・・)と思うが、その話を祖父からよく聞いているヒロインが、結局寝るかぁ? そもそも愛する人を死なせてしまって生への執着がなくなったウルヴァリンが、性欲だけはあるのかぁ? そんなに煩悩だらけなのか?
パトリック・スチュワートやイアン・マッケランらのミュータントの大ボスがいた頃の話の方が全然面白かったぞ。見所があるとすれば、先日「鉄道をネタにした映画トップ5」の第一位に描かれた、新幹線屋上でのヤクザとの死闘。普通の人間が時速300kmの屋根で戦うことはないので、ヤクザがあんな戦いをするのは、いくら何でもリアリティは無い。二位に輝いた『ミッションインポッシブル』ユーロトンネルでの戦いは、もしかしたらスパイならあのくらいできるかも・・・?(実際は無理でしょ(笑))と思わせるあたりが、名作たるゆえんかな。