*こんなテイストだったかなぁ「ホットロード」

 この作品・作風は衝撃的。今までに無い少女マンガのスタイル、作風。紡木たく自身がこういう境遇だったのかな、なんて思える(ホントのことは知らない)くらい、画風みただけで思えるような作品。それだけでもうヒットの要件を備えていたんじゃ無いか。ただし、読み通していない。エンディングを知らない。
 その後彼女の作品をやはり斜め読みで読んだ気がする。しかし記憶に無いところをみると「ホットロード」を凌駕することは無かったんだろう、きっと。
 この作品の映画化をすると聞く。(何を今更。なぜに今?) 「あまちゃん」で国民的ヒロインになった能年玲奈を起用という。挿入歌が尾崎豊。もう(あの時代)を生きた人にはドストライクな作品に違いない。
 結局、WOWOW放映まで待っての鑑賞。因みに上記2つを除いて予備知識無し。オープニング、ホンダ・4フォアエグゾースト音に、1つめの違和感。当時の族はホンダメインなのか?詳しくないのだが、てっきりkawasakiだと思っていた。代々ヘッドが乗り継ぐバイクはZ1とかと。
 そして能年玲奈。14歳・・・凹む。JK設定で何かなぁ、って御年でJC。そりゃあないよ。AVより始末が悪い。それに中三と同棲ってどうよ? ロリコンじゃん。そう言っちゃイカンのかなぁ?ただし画面でHシーン全く無しは、高評価。そういう映画じゃ無いもんな。
 ラストの尾崎豊 "OH MY LITTLE GIRL" が流れると、何となく(良い映画だったなぁ)って思っちゃう。暗い映画館だったらもっと感動したろうになぁ。あ、それからつくづく日本って、ヤンキー文化が支持される国なんだなぁって思うよ。特攻隊長が赤信号で突っ込んできて車止めるけれど、やむを得ず轢いちゃったらとんでもないことになったんだろうな。当時はノーヘルだしやばかったんだろうな。
 R134、湘南の夕日も朝焼けも美しくて大好きだ。いつでも今でも車流したい。バイクでも、もちろんモーターバイクでも。画面が美しい映画だった。
ホットロード [DVD]

ホットロード [DVD]