*『君の名は。』

君の名は。

ようやく観ました・・・良かった。なぜにもっと早く観なかったんだろうか。アニメでこれだけ感情移入したってのはいつ以来だろ?
 眠りから覚めた時、泣いていることがあった。そうか、こういうことなのかも・・・! と思った人は私だけじゃ無いはず。
 「黄昏時は逢魔が時」って言うけれど、色んな所にばらまいたピースが、終末に向けて一枚一枚パズルがはまっていく、そこに脱帽です。
 ずばりもう一度観たいか? 観たいですね。子どもから大人、初老のご夫婦が観ても感動できるんじゃ無いでしょうか。私も聖地巡礼したくなりました(笑)















 追伸:矛盾が無いよう作品作りをしているんだろうけれど、やっぱり(え、そこは・・・)と思うシーンが無くも無い。ついつい喉につき刺さった魚の小骨のように気になる。そしてエンディングのフレーズ。仕方ない、っちゃ仕方ないんだけれど、もっと練って練って答えを出しても良かったんじゃ無いかな。そんなことで作品のクオリティは落ちないけれど。
 瀧は神木隆之介君だったのかぁ。うまいなぁ。唯一分かったのは婆ちゃんの市川悦子くらいで、ジブリ作品のように声優以外を使っての違和感がないのは良かった。
 男女の心が入れ替わる、SFもの・・・って時点で(ありきたりー)とも思ったが、いや良く練られている。実際に糸守町があるような気がする。(特急飛驒にも乗ったし、飛驒高山にも行ったけれど湖はないよね。やっぱり諏訪湖なんでしょうか) さすがに都内シーンは知っているところが多く、あらためてジャパニメーションのクオリティの高さに感動です。