*「マンハッタン無宿」

 原題は「COOGAN'S BLUFF」。アリゾナの保安官補クーガン(クリント・イーストウッド)のブラフ。「クーガンのはったり」・・・? この原題が「マンハッタン無宿」にどうしたらなるのだ。昔の映画配給会社はすごかったよ、うん。(前回紹介の「エクス・マキナ」まんま、と比べて欲しい)
 イーストウッドの若き頃を知らないのでBSジャパンでやっているのを録画観。60年代だとこういうアクションシーンでも「スンゲエ・・・!!」って驚嘆されたのかな? カウボーイがNYにやってきて、平気で浮気しながら犯人を追い込む話なんだが、今思うとどうなんだろうなぁ。アリゾナにはちゃんとブロンドの綺麗な奥さんがいたが。ただクーガン、指輪をしてなかったので婚約中なのか。とりあえず昔の主人公は007みたく手当たり次第なのが、お約束だったのかい?
 「夕陽のガンマン」のケレン見の方が良かった気がするな。あれは「映画だもの!」と笑って言えたなぁ。