*『スノーデン』

スノ−デン当人なら知っている。すっごくニュ−スになったしね。NSAとかエシュロンとかの大体のことも分かる。しかし細かいことは分からない。期待しないで観たんだけれど、これってオリヴァー・ストーン監督なのね。社会派の監督。当然骨太な作品に仕上がっている。
スノ−デンに、ジョセフ・ゴードン=レヴィット。『(500)日のサマ−』や『インセプション』の時のような、(青さ)は消えたが、若い頃〜スパイ組織の中枢を任される年代までよく演じていた。加えて、仕事内容に疑問を持ち、苦悩する姿もよく演じていたと思う。
 アメリカ政府は、(独裁国家のように)プライバシーを何とも思わず覗き見するようなことを平気でする。一方で、そりゃあヤバイだろう、って正義も存在する。せめてマスコミやハリウッドなどは中立な立場でいてほしいと願っている。体制に負けるな。