WOWOWが「麻雀放浪記2020」を放送するのに合わせて、1984年版もやってたので、併せて両方見た。(1984年版)はシブイ(ちなみにモノクロである)。阿佐田哲也の小説を、当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった角川が映画化した。出演者が結構良い。
主人公坊や哲に真田広之。ノガミのドサケンに鹿賀丈史。その愛人に若き日の大竹しのぶ。クラブのママに加賀まりこ。天和をあがるドサケン最大のライバル・出目徳に高品格。ギャンブル大好き名古屋章。女衒の達に加藤健一。皆渋い。女衒(読めます?)を演じる加藤健一は2時間の尺の中で存在感あった。原作ではもっと出番があるのだが、映画の中では仕方ない。
CGの無い時代に、終戦直後の焼け野原がよく描かれていた。
一方期待した『麻雀放浪記2020』。なぜにこの映画に出演した? 斎藤工? こりゃあないよー(^^; もしかしてすっごい麻雀好き? 浅田哲也リスペクト!? 九連宝燈でタイムスリップって・・・。知り合いは3回和了っているが今もピンピンしているぞ。観るなら断然1984年版をお薦めしたい!!