*『聲の形』

 先週末地上波で(京アニ)とわざわざ銘打って上映していたのを録画見した。上映当時チラシで見ていたが、映画館に足を運ぶまで至らず。(主人公の男の子の目が、どうも・・・)
 でも見てみれば泣けちゃう映画だ(どんだけmetoo、泣いてるんだ、って話)。小さい頃は残虐だから、相手に身体的障害があっても、平気でひどいことできちゃうんだよね。で、苛めが問題化したときに、一人で全部その罪を負わされる男子。初めて虐められる側の立場になって気づくも時既に遅し。中学は暗い3年間。高校に行ってもクラスの中でいるかいないか分からぬ存在。(でも本当に悪の中の悪者って、どんな事態になってもシラ切って逃げ切れるんだよなぁ)
 苛めをしている人・されている人、双方に観てもらいたい映画だと思う。もちろん難もある。そもそも虐めた相手を好き(または親友に)になれるのだろうか・・・? 虐められる女の子はすごく性格良くてめっちゃ可愛い・・・これってアニメの定番だよー。
 多少萎える場面もあるが、文科省が推薦して然るべき、そんな作品だと思う(後日観た「麻雀放浪記」が文部省特選なのかがよく分からないが)。

 

映画『聲の形』Blu-ray 初回限定版

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  • 発売日: 2017/05/17
  • メディア: Blu-ray