行方不明になって戻ってこない娘、その父親で刑事ロークを演じるのはイケメン俳優ベン・アフレック。カウンセリングを受けている最中に、銀行強盗がこれから来るというたれ込みの電話。強盗お目当ての「貸金庫のセーフティボックス」を先に確保すれば、なぜかゆく不明になった娘の写真が入っているじゃないか・・・!!
以上の要約を読んで、ヒューマンドラマにミステリーが絡んでいると思うじゃない?
しかし本作はSFミステリー。B級SFミステリーの匂いをプンプンさせながら、わずか92分の映画にしては、見事にテキパキと伏線回収。好きな人にはハマるだろうって言う映画だ。
監督はロバート・ロドリゲス。「デスペラード」「シン・シティ」「マチェーテ・キルズ」「スパイキッズ」など、さすがタランティーノと親交が深いだけのことはある。
ベン・アフレックは、「アルマゲドン」「トータル・フィアーズ」の頃よりさすがに老けたが主役を張れる力量はある。時間が取れたなら観て欲しい。ヒューマンドラマファン向きではないので念のため。