*追伸

さだまさし は一時深夜放送で大ブームになりました。あの詩的な(そして少女マンガにありがちなシチュエーションに)多くのJC・JKがハマりました。たとえば「パンプキンパイとシナモンティー」などに(笑)
自分は基本ここは守備範囲外なんですが、良いものは良い! その中では「追伸」「フレディもしくは三教街〜ロシア租界にて」なんかは好みかな。

撫子の花が咲きました 芙蓉の花は枯れたけど あなたがとても無口になった秋に
こわくて私聞けませんでした あなたの指の白い包帯 上手に巻いてくれたのは誰でしょう

風に頼んでも無駄ですか 振り返るのは嫌いですか どこにもある様な事ですか私 髪を切りました
たとえば今日のあなたのこと 他の人と楽しそうに笑ってた あなたの声が眩しくて耳をふさぎました
下手なくせにあなたの為に 編みかけた白いベスト やはり夢でした ほどき始めましょう
あなたに借りた鴎外も 読み終えていないのに 最後のわがままですあなたの 肩巾教えて下さい
風に頼んでも無駄ですか 振り返るのは嫌いですか どこにもある様な事ですか私 髪を切りました

さだまさし絶頂の叙情詩! 微妙な女心を歌い上げてた頃(その後なんだか、裁判官の気持ちとか不思議な方向に行ったよね....)、ただしJKが森鴎外読むとかは時代だよね。現代ならありえないでしょ(爆)

さだまさし/グレープ ベスト 1973-1978

さだまさし/グレープ ベスト 1973-1978