*84回アカデミー授賞式

metoo7s2012-03-03

司会のビリー・クリスタルも実に9回目。最初のノミネート作品をパロったショートコメディも、映画を知っていれば知っているほど(ニヤリ!)とさせられる。前回の2004年第76回アカデミー賞司会の時は作品賞を始め軒並み『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』が制した(11部門を受賞で最多)が、この時の最初のフィルムも面白かった! 映画の主人公が色んなところで司会のビリー・クリスタルになってたからね! アメリカン・ジョークがあれだけつまらないのに、司会のエンターティナーぶりはさすが!アメリカを観た後で、日本の(アカデミーに限らず)授賞式は見られたもんじゃない!
 メイクアップ賞のプレゼンター、キャメロン・ディアスジェニファー・ロペスが、「受けるかどうかやってみたかったの!」と、二人背を向けて腰に手を当てて「受賞者は・・・(Oscar goes to・・・・!)」と、やるところなんかは、さすがにオーラを感じる女優だ、と感じたね。
 ライブの同時通訳は、やっぱり微妙なニュアンスが伝わらないので、しっかりと日本語訳した編集版が一番だ。メリルが3回目の受賞したときに「カモーン!」と叫んでいたが、解説によるとあれは(えぇー!? そうなのー!?)って意味らしいです。ドラゴン・タトゥーのルーニー・マーラは残念ながら賞を取れなかったけれど、すっごくチャーミングに座っていた。女優のあの(映画との)ギャップは見事としか言いようがないなぁ。