本作はアカデミー賞授賞式で最多ノミネートを受けてるだけあり、盛んに「スコセッシなのに、殺人もマフィアも登場しないの!?」と言われていたけれど、面白い映画なら誰が監督でもとやかく言わないよ! そんなスタンスで今日観に行きました。
予告編を観ていると、「これこそが映画だ!」って、ときめき、がある。不思議な発明って? どうやら人型ロボットのようだ。これがどう動くんだろう? もう観たくてたまらなくて、観に行きました。原題が「ヒューゴ」だけ、ってのが気がかりではありますが・・・・。
パリ駅をめぐる、いくつかの人間模様が描かれる。恋を予感するような女の子も出てくる。いかにも物語の鍵を握る、オモチャ屋のオヤヂも出てくる。それらが思いの外、いっぱい出てくる。yahooのレビューで誰かが書いていたけれど、
スコセッシは「ニュー・シネマ・パラダイス」みたいな映画を撮りたかったんだね、きっと。おそらく晩年に近い巨匠なら誰でもそう思うんだろう。それに関しては文句はない。スコセッシだからと言ってバイオレンスでなくても良い・・・だが、この作品は・・・・
アカデミー賞授賞式で、盛んに「映画への愛」だとか「映画へのオマージュ」みたいな単語が出てきて、その時は「?」だったけれど、まさにそういう映画。ヒューゴが不思議な発明なんか何もしていない! これは配給会社がペテンにかけたようなタイトルだ。スピルバーグの「戦火の馬」もyahooのレビューだと、終わっていると言うし、作品賞候補の巨匠2作は、やはり取れない作品だった、ってことかな・・・? あまり興味を持てなかった「アーティスト」は予告を見る限り、良さそうですね!
PS 舞台はフランス。でも言葉は英語。しかし時折ムッシュ・ヒューゴとかのフランス語が出てくるのはどうなんでしょう? 最近この流れが多いのが気になります。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2007/06/08
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 17回
- この商品を含むブログ (52件) を見る
- 出版社/メーカー: 松竹
- 発売日: 2010/11/26
- メディア: Blu-ray
- 購入: 1人 クリック: 2回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
- 出版社/メーカー: 松竹
- 発売日: 2005/08/27
- メディア: DVD
- クリック: 24回
- この商品を含むブログ (111件) を見る
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2008/12/05
- メディア: DVD
- クリック: 6回
- この商品を含むブログ (9件) を見る