あのジェイソン・ステイサムが主演の割には、彼のアクションがメインでは無い。やたら強いギャンブラー。その彼を狙う殺し屋ソーターを演じるマーク・ストロングの方が渋くて光っている。
のっけの格言(チェスやら銀行家やらの)・・・を含めて展開がミステリアスなのは興味をそそる。「かがめ」と書いてあるメモを拾ってみれば百発百中の殺し屋から命拾いしたり。何だろう? どこまでがリアルなのか妄想なのか見ているこちらが理解不能になりながらエンディングに進む。
しかしよく分からない。じゃあもう一度鑑賞・・・しても恐らく分からないだろう。深読みできる偉い方から講釈してもらえば、もう少し(深えぇ)と感動できるかも知れない。が、やっぱり良く分からない。何か中途半端だ。これでは万人に受けないんじゃないかな?
レイ・リオッタが出てくると、(こいつが悪人)って誰でも思うことだろう。『ロード・オブ・ザ・リング』などに出演のショーン・ビーンなんかも二枚目なのに、出てくれば間違いなく悪人。旅の仲間7人なんだけれど、指輪の魔力に惑わされ早々に舞台から去る一人になってしまう。そういう役ばかりやっているから仕方ないのかな・・・
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