役所広司がダメ人間演じたことでも有名、これが結構適役。小汚さと暴力性がよく表現されている。妻夫木聡にオダギリジョーも出ていたのか。妻夫木に刑事役は全然リアリティがない。オダギリジョーはリアリティ云々はおいといて見れば、彼の格好良さが出ていた。そこは○。
娘役には新人の小松菜奈。初めて見たがすっごく存在感があって良かった。こういう娘はどこの高校にも一人はいそうでリアリティがある。
さて映画の方だが、バイオレンスはハンパない。しかもあっさり人が死んでいく。そんな中で役所広司が半殺しになっても結構その後普通に動いていたりして、そりゃないわー(byぐでたま)。その後の警察捜査やオダギリジョー中々死なない、妻夫木聡のはねられ方マンガー、などなど、そうかこの映画にリアリティ求めちゃいけないのか。そもそもなんだあのグダグダのエンディングは? しろーとさんが最初の面白い思いつきで作り始めてみた物の、うまくまとまらなかった・・・というのが正直なところか。
まぁ途中までは面白かったよ。北野武監督作品のような感じもちょっとするし。
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