*昨日終戦70周年

 15日色んな番組があった。ほとんど手垢のついたフィルムだったが、NHKが放送したデジタル色彩を加えたものは非常に良かった。(カラーでみる太平洋戦争 〜3年8か月・日本人の記録〜http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20150815再放送は8/19深夜)
何度も見たことのある映像もあったのに何でだろう、白黒でも伝わっているはずの世界が、全く違うものに見えてくるのは。
 特攻零戦に色彩がついただけで、機体がもうボロボロの塗装だったことが分かる。そんなボロ戦で突っ込んでいったのかと、悲哀度が増す。赤は爆発炎上の色。白は遺骨を入れる箱と布の色。なんで気付かなかったんだろう、そんな世界だらけだ。
 戦争はやめようよ。そんな簡単なメッセージを伝えるのが実は一番難しい。でもこの映像なら伝わるかも。そんな期待を抱かせる番組だった。