*『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』

 劇場で観る気になれなかったチラシ。いくらジョニー・デップが出ているとは言え・・・。きっと笑わそうとやっきなコメディなんだろう。なんかこう「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」みたいな(TV版では十分笑えるのに、映画版だと頑張りすぎてイタイ・・・)そんな感じがプンプンする。
キャストはスターウォーズ以外パッとしないユアン・マクレガー、『大いなる遺産』でその美しさを遺憾なく発揮したグウィネス・パルトローも出ていて、そりゃあ一応押さえておこうか、そんな気分にしてくれるさ。
 イギリスが舞台の映画を多く観る影響なのか、アメリカ本土よりもイギリスに行きたくて仕方ない。ところどころ英の雰囲気が出てきてそこは○だ。
 君主制の無い国のD・マッカーサー天皇に惹かれたと同様に、(実質貴族制度の無い日本人には)英国の貴族の生活は面白く観られた。多少ミステリーもある。あとは無理矢理力業で「笑わせよう」とさえしなければ良いのに。
 。シークレット ウインドウ』でもそうだったけれどデヴィッド・コープ監督が、力みすぎなんじゃないか? ちなみにグウィネス・パルトロー、歳をとっても(42歳の作品ですか?)、とっても綺麗です。文句のある人はかかってきなさい(笑)