*『脳内ポイズンベリー』

 ピクサー(?)の『インサイド・ヘッド』と内容が被る。どちらも興味があるが映画館行くまでには至らない。だってアニメ原作のラブコメとアニメでしょ? ちょっとそれで最低1100円は無いわー。でもこの映画、観てみたら面白かったよ!(^^)!
 脳内に住みついて決定だしているのはポジティブな青年・石橋(神木隆之介)、彼女が本来持つネガティブ面は女性が・池田、記録専門で議論に加わらない老紳士・岸、夢見る少女・はとこ、そして理性面と議長担当が、実は優柔不断・吉田(西島秀俊)。そして時折、「衝動」なんでしょうか、「リビドー」なんでしょうか・女王様が現れる(笑) こいつが出てくると他のメンバーは一瞬で吹き飛ばされる。
神木隆之介は、いいねー。天才子役で出てきた時は本当に将来心配だったんだけれど、良いキャラを演じられる。存在感あるよなないよな西島秀俊は、いつ「BIG買うんだろ?」と言い出すか怖かったが、あれはあれで良かった。
 映画は展開命だから、「彼氏が『見ていい?』と携帯メール見た時に限って、越智からの『サンクスメール』だったり」、「ケバブ料理の店で、偶然出会っちゃったり」とか、「連絡が無ければ無かった恋にする、と決めて越智さんに乗り換える・・・まさにその直前に早乙女から『謝罪電話』きたり」。きっとそういう(無理な脚本による)展開を嫌う観客は多いんだろう。
さて櫻井いちこ演じる真木よう子、設定劇中誕生日で30才。早乙女が「ないわー」(真の意味は「とっても30才には見えないわー」)と言うが、そりゃあとっても30才には見えない。ってか、30才越えて魅力的な人は多い。そういう人って内面から輝いている人が多い。
 ラブコメなので楽しくみさせてもらった。今後『インサイド・ヘッド』チャンスがあれば観る! 違いをハッキリさせようじゃ無いか!(笑)