*USAで大コケ?『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』

アリス・イン・ワンダーランド/時間の


楽しかったです。前作のあの世界観再びで、「アリス」好きにはたまらないでしょう。エンドクレジット最後まで見たの久しぶり。だって最後の最後で何かありそうでしょ?(実際はチエシャ猫のほんの一言あるだけなんですけど『吹き替え版』)
 じゃあどこがアメリカでコケた理由なんだろうと想像してみた。
一番は「アリス」の世界なのにチエシャ猫や(前回は登場しなかったけど有名な)ハンプティダンプティ、白うさぎにマリアムキンらが、とにかく端役なんだ。そんなにまだジョニデって集客力あるかぁー? マッド・ハッタ−とアリスの話になってる(ごめん、本物のアリスの話もう読んだのずっと昔で、ディティール覚えてない)。
子役の続編はとにかく早く作らないと。ミア・ワシコウスカ、可愛いけれど大人になっちゃった。アップにするなら目元のメイクをもっとしっかり。ジョニデ若い頃のシーンがあるが、しっかりやつれ具合はメイクでごまかしていたのに、なんで。
 タイムトラベル物にありがちだが、旅行に重点を置きすぎて、人物の描き方が甘くないか? たとえば白の女王。今回はあっさり護衛も無く帽子屋のために看護にきていたが、それで良いのか? 赤の女王、ビッグヘッドの理由が分かって楽しかったが、それでもああいう原因ならその後の展開はもっと違ったのじゃ無いか? それからタイムにしても竜(名前なんだっけ?)も、赤の女王にぞっこんな理由は一体何なんだ? 私ならそこは、アンハサウェイ一択なんだが。
 もう少しチエシャ猫らの活躍見たかったなぁ・・・