父は無宗派、けれど田舎の本家が本願寺。こりゃあ西本願寺だろうと勝手に予想していれば「おひがしさん」。あーきいて良かったぁー。
今まで色んな宗派の葬儀に出てきたが(日蓮宗も真言宗も、キリスト式も・・・)、体験するのは、とまどうものの、ためになる。色んな流派に、それぞれの意味があって面白い。しかーし!
喪主を経験したことのある人なら分かると思うが、最後のアレだ。聞き慣れているけど、いざ言うとなると困る、あれ。
「ここに生前のご厚誼に対し、厚く御礼申し上げます」とか、
「出棺に先立ちまして、ひと言ご挨拶を申し上げ、御礼に代えさせていただきます」
しかもそれだけじゃない。個人の思い出とかアレンジしないといけない。あー、そればっか暗記していて葬儀に集中できなーい。
ふと私は、映画「お葬式」を思い出すのだ。だれも言えそうで言えなかったあの世界を映画にしたところに伊丹十三の偉さがあるな。外国ではウケ無かったらしいけど(当たり前か)。
ひとまず、自分、お疲れ様。父上、やすらかにおやすみなさいませ。
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