*『嬉しいなサンライズ乗車!(8/20)』


 坂出駅を降りる時に駅員に訊いた「食事場所は右?左?」「う〜ん、左ですかね」。目の前にセブンとイオン。どっちもイヤ。歩き回る。お店なんか一軒もないぞ!使えねえぞ、JR四国! 仕方なくイオン。飲食街あるかと思えば、もう閉店。食品サンプルのあの定食が食べたかったよ−。あぁ今日はス−パ−売れ残り食材。しかしどこで食べる? 
 駅の改札前、電車待ちの囲いも無い固いイスで、サラダやらおにぎり食べるのほど情けないこと無いよ−。後で見れば駅の右側にジョイフルあったじゃない! もう駅のベンチで食べると思えばジョイフルで満足だったのに−。食べ終わる頃にはサンライズ入線15分前になり、関係者ゾロゾロ集まってくる。娘2人の4人家族、スッゲ−、よく金あるなぁ。娘は親が思うほど寝台特急に憧れないと思うわよ(byマツコ)。お父ちゃんが鉄ちゃんなのかな?(ちな東京駅で降りる時再会する) 
 シャワ−はほとんどあきらめていた(先着20名)のだが、まず10号車でゲット。岡山連結は儀式で見逃せないのでサクサク入る。湯量は6分と決まっていてこまめにストップかけるんだけれど、終わってみれば髪も洗って4分以上残していた。すごいぞ、自分!
 岡山着は2020。出てくる出てくる鉄ちゃん。しかし女性が増えた。昔の女性って鉄ちゃんいなかったの? いても外聞気にして出てこなかったの? 無事に連結作業終えて(当たり前だが)、ようやくここからイオンで買った鯛の塩焼きを肴に祝杯・・・のはずが夕食が遅いせいもあり、おなかパンパン。
 今回取れたのはシングル。個室なんだが下段と上段がある。上と言っても殆ど夜だし田舎で灯りも無い。カ−テンも閉めっきりなのでどちらでも構わないのだが、やっぱ上だよね−。東京や上野発で、上のベッドで寝転がりながら飲酒していると、勤め帰りのリ−マンがホ−ムに溢れてて、何かこう旅しているスペシャルな気分になれたけれどなぁ。
 寝台券無しで使える「ゴロンとシ−ト」もあるのだけれど、久々に寝台特急乗るたび思う。(進行方向横向きは寝にくい!) 今までの寝台も、ゴロンと、も横向き。寝付かれない。しかしサンライズは良いよ。縦だから。朝の放送まで目覚めなかった。620頃、「間もなく横浜です」の放送に起こされてカ−テン開ければ、行く前と同じ雨雲ばかりのどんより空。まだ降っているんだ・・・(後に多摩川花火大会の雹入り雷雨のこともニュ−スで知る)ぼちぼちホ−ムにも通勤客、何より新幹線がバンバンすれ違い朝が来たなぁと思った。
 帰り新宿駅構内のベックでモ−ニング。都会人っぽいなぁと(しかしカッコはどこから見てもバカンス帰り)思いながら、せめてこういうのが四国の高松以外にあれば(そう、多度津でも坂出でも、もちろん後免でも宇和島でいいから)よかったのになぁと、思うのだ。都会人は都会にしか住めないのかなぁ。