*『なぜ予土線はつながっていないのか(8/20)』

JR四国の右下(室戸岬)はつながっていない(鉄路が無い)ので仕方ないと思うが、左下はグルッと一周できそうだ。何しろ鉄道は距離が伸びれば伸びるほど安くなる(伊予西条から東京までの切符に、高松往復を付けたら急に高くなり、宇多津〜高松間は別個に買った)(駅員からは土讃線経由、徳島通れば安く高松行けますよ、とまで言われた。あんたそりゃあ無理やで)。
 その左下、窪川〜若井間1駅分だけつながっていない。外国人JRパスでも、青春18切符でも追加210円が必要。一方で「特急あしずり」のように直通で中村乗り入れしていて・・・これって土佐くろしお鉄道救済策? この鉄道、すっごく車窓の景色キレイと昨日書いたが、予土線しまんとグリ−ンライン)も負けず劣らず。トンネル+鉄橋+トンネル+鉄橋+トンネル+鉄橋のようなウソのような箇所が何度もある(川が山に沿って急蛇行を繰り返しているのだ。そこを鉄道は一直線!)。ただ沿線の整備、たとえば雑草刈り取りなどは土佐くろしお鉄道が上だ。キャラ鉄道もガンガン走らせている。定期券予約をスマホから出来るなど、東京の某私鉄にも見習って欲しいものだ。

 この予土線は「なんちゃってひかり号(ホビ−トレイン)」が実は有名。そんなに萌えるものでもないが、JR時刻表の表紙を飾ったほど。この列車で旅した。940発1217宇和島着。39分待って松山へ・・・ところが下り特急南風が20分遅れのため、出発が1002だと言う。今回の旅は推理小説のアリバイ作りのような細かい予定が詰まっているので、少しでも列車遅れがあるとアリバイが成立しない(予定時間に着けない)。大丈夫かときけば「全然大丈夫です!」。定刻通り宇和島に。あ−ここは「鯛飯」が名物だよなぁ。駅弁あるって書いてあるし・・・しかしキヨスクにある弁当はコンビニと変わらんじゃん! はぁ食事には見放されている。コンビニ弁当を「宇和海16号(これもアンパンマン号)」で食す。JR四国アンパンマンに賭けたのは分かるが、せいぜい、やなせたかしの生まれた沿線土讃線だけで良いのじゃ無いのか? 他に観光資源は無いのか? げげげの鬼太郎のようなものは無いのか?



 松山着1413、ドリンクやお土産補充しつつ1422のしおかぜ22号に乗ろうとするが「ばりぃさん」撮ってる間に後ろにいるはずの親友の姿が無い! やべ!っと探せば先頭車両に乗ろうとする見慣れた姿。後に再会すれば、向こうもいなくて電話したと。まぁ良かった良かった。

 ここからは初日に通った伊予西条も通る。左に多島海・瀬戸内海が鏡のように凪いでる。多くの船は動いているのか(動いているのだろう)。右には四国山地。あれが石鎚山? と思うところはさすがに標高が高く、ガスって上が見えない。残念。
 この日はサンライズで帰京。あとは高松? いえいえ、土讃線乗りつぶしで、多度津〜後免往復が残っている。1624多度津。この30分で駅弁、もしくはコンビニ弁当+手持ちが無くなってきたぞ文庫本。駅北口降りる。少林寺拳法発祥の碑・四国鉄道発祥の碑、しかしコンビニなし。お店なし。キオスクはおにぎりだけ。あぁ! 





後免にあるか!? 後免には1836着、1845発。そういえば昨日後免通ったなぁ。







 列車は結構混んでいてmetooは通路側。他人の横。それでも小歩危大歩危間の景勝をみたくてチラホラ。ゴメンね。忙しなくて。そしてその頃文庫本最後を読み切り。後免にすごく期待・・・・
 駅到着後橋上から見渡すもお店なし。親友は酒3本目に突入&おつまみで十分足りてる。仕方ない。坂出で夕食にしよう。高松に戻っても20分。コンビニで食事探してると間に合わない。
 実はこの頃少し電車酔いも入っているのか食欲は無い。なぜか眠気も無い。親友とも宇多津で別れた。今日は12時間半DCと電車に乗った。坂出はきっと大都市だ。期待しているぞ!