*[読書家が身近にいると]

読書好きが身近にいるといい。おすすめの本も教えてくれるし、本を貸してくれたりするし。

夏に入って10冊くらい読んでいる。今はダン・ブラウン『パズル・パレス』を読んでいるが、(ダン・ブラウンって誰!?)って言う人は『ダヴィンチ・コード』『天使と悪魔』の作者って言えば、分かると思います。
 その前に恩田陸の『光の帝国』が良かった。恩田陸は名作『夜のピクニック』以来2冊目。ほんわか青春ものの旗手なんかなぁ....と思っていると(お隣読書家曰く)「恩田陸のほんわかものは『六番目の小夜子』と『夜ピク』だけよ! あとはドロドロもんが多いかなぁ...この人同業者からは好かれてるんだよね。通好みっていうのかなぁ....)って事です。
 短編連作って、「えっ? この作品2つ前の作品と繋がってるの?」みたいなのが多くあり、後から鳥肌たったりしてます。この作品の中では「登山していると、(絶対こんな山中にいるわけない)一人の少女に出会う」作品がジーンときました。どうしてこういうことを考えられる作家っているのだろう、プロって凄いな!って思うのである。

光の帝国―常野物語

光の帝国―常野物語

どうやらこの続編があるらしい
蒲公英草紙―常野物語 (集英社文庫)

蒲公英草紙―常野物語 (集英社文庫)

ちなみに今読んでいる(下巻残り少し)のは
パズル・パレス (上)

パズル・パレス (上)

パズル・パレス (下)

パズル・パレス (下)