*ローラーガールズ・ダイアリー

エレン

お年頃の女の子が主役の映画を(良いのばかり)「(500)日のサマー」「17歳の肖像」そしてこの「ローラーガールズ・ダイアリー」と3本観た。監督が初めてのドリュー・バリモア。何てったって「チャーリーズ・エンジェル」のイメージ強すぎで、(この子に映画撮れるの!?)って疑い深く観てみた−
 で、結果から言うと、「スッゲー良い! お気に入りに入れたい!」(但し上位に「愛と哀しみの果て」とか「ソフィーの選択」とか沢山いるので下の方だが) どこが良いって、ドリュー・バリモア自身がもしかしてティーンだった頃に抱えていただろうことがいっぱい視覚化されてる感じだ。だから共感しちゃう。
ほとんど全てのティーンがそうであるような、冴えない女の子が主人公。ひょんんな事で知った「ローラーゲーム」にはまり、隠れた自分の才能を知り、そして自信を持って成長していく....が、やはり物事には様々な壁が出てきて、しかも全てを捧げた男の子に裏切られて....物語は最後まで気が抜けない。
 「ローラーゲーム」って、マイナーな設定も◎だわ。「ホイップ」とか「ジャマー」とか、確か「東京ボンバーズ」が活躍してた頃に聴いた覚えがあるわ。最後には「Wレッグホィップ」のような(実際どれだけ効果があるのか未知数な)大技も出ていたwww
 そしてエンドロール。撮影シーンその他がたくさん出てくる。ドリュー・バリモアが楽しみながら映画作っている様子がよく出ている。主役のエレン・ペイジは16歳の妊娠出産を描いた話題作「JUNO/ジュノ」の子なんだね。「インセプション」にも出演....って、出てた!? どこに!?

ローラーガールズ・ダイアリー [DVD]

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