*夏の読書 (続・続)

「観たい!」という映画もさほど無く、録画した映画を観たい誘惑に負けず、読書し続けてる。『命の遺伝子』(高嶋哲夫著、徳間書店) 

命の遺伝子 (講談社文庫)

命の遺伝子 (講談社文庫)

ジーパンをはく中年は幸せになれない』(津田秀樹著、アスキー新書)を読み終えた。
ジーパンをはく中年は幸せになれない (アスキー新書)

ジーパンをはく中年は幸せになれない (アスキー新書)

『命....』は、多少歴史を囓ってる人間は、なぜナチス残党が南米でナチス狩りにあったのか、そもそもどうやってベルリンを脱出できたのか? はご存知だと思う。知らない方は読みながら(そうだったんだ...)と、興味良く読めるだろう。読後の感想は、やや『天使と悪魔』を想起させる。映画化などの映像化を睨んで作った本のような。
ジーパン....』は中年オヤヂが読むべき物かと思えばさにあらず。
・「正論の応酬に勝者なし」だとか
・「不幸がうつるのはなぜか?」
・「なぜ試験の前に部屋の掃除をしたくなるのか」
・「《聖女》と《娼婦》」など面白い人間の心理が良く説明されている。
この本を読むと2chの住人の心が透けて見えてくる。《聖女》と《娼婦》の説明は、男の醜い心(日本人でも、またはアメリカやイギリスの殺人鬼)が分かってくる。是非、男心を知るためにも女性にも読んで欲しいものだ。