*独言・ひとりごと・

夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです

夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです

村上春樹を読んだ直後は、なぜか(あんな風にかけたら良いな)と、ものを書きたくなる
朝から春樹の短編を読む。CDをかけコーヒーを淹れる。ちょっと贅沢な時間。話は「今まで毎日の一部だった時計のねじを巻く作業が、電池に取って代わった瞬間から、時計と向き合う事がなくなった。便利になった、でもある日突然前触れもなく針が止まって死んでいる」って話だ。
読書への集中を上回らない程度のボリュームでCDを聞くが、そういえば昔はダイヤル回してたから、もしかするとボリュームの8と9の間にも微妙な音量が会ったのかも知れないな。デジタルが殺した8.5。
コーヒーもたかだかドリップ式にするだけで幸せになる。もしもここがリゾートホテルなら、愛する人がまだ眠るベッドサイドに、香り漂うコーヒーを届けよう。などと思う。
そんな今年の秋の3連休。天気は快晴。明日は走りにいきたいものだ。
村上春樹 雑文集

村上春樹 雑文集