何とも不思議な絵本を読んだ。絵本と呼ぶにはすごすぎる。ハードカバーの帯もすごい。「3.11以降最高の希望を与えた・・・・」などの最大級の賛辞が寄せられている。
内容は延々と細かい描写・セピア色に薄く染まってアンティーク調な絵本には、文字が一言も入っていない。なのに読みがいがある。じっくりと腰を据えて読むような絵本だ。未読の人は是非ご一読を。第二次世界大戦当初の欧州のようなそんな感じ・匂いがする。ちなみにショーン・タンは豪州人ではあるが。
- 作者: ショーン・タン,小林美幸
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2011/03/16
- メディア: 大型本
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