*ウォール・ストリート

metoo7s2012-02-11

metooはこういう経済ネタの映画は好きです。マイケル・ダグラスの渋さも相まって非情に良かった! 前作「ウォール街」から23年。劇中ではインサイダー取り引きで「8年のムショ暮らし」って言う設定。マイケル・ダグラス(役名ゲッコー)の娘役に「17歳の肖像」のキャリー・マリガン。これが徹底的に家族を省みなかった父親を憎んでいる。
作品は丁度サブプライムローンアメリカ経済界が大揺れになっていた頃だ。汚い裏面がよく描かれている。ニューヨークの摩天楼を株価の折れ線グラフと重ねてみせるところや、世界で最初のバブル崩壊になった「オランダのチューリップの球根」のパネルなどが飾ってあるのが、お洒落だな。この辺がオリバー・ストーンいまだ健在! ってさりげにアピールしている。