まず前作は「映画館は無いだろう」と予想し、DVDまで待った。これがなかなかに面白い。ダウニーjr.評価上がった。そこで本作は映画館で鑑賞、睡眠不足で。
前作からこのホームズは「アクション7:推理3」くらいの配分かと思って割り切っていたが、本作はさらにアクション度が増している。加えてコメディがスパイスとして加味されている。
推理小説や2時間サスペンスを見る人の心理としては「犯人はあの人か? この人か?」と推理しながら、名探偵が犯人に刻一刻と近づく・・・・ここまでで犯人探し失敗の人は、違う人を指名していく・・・そして最後の犯人当てを名探偵と共に楽しむ・・・・こちらは名探偵でも天才でも科学的知識が豊富でもないので、考える時間をCMなり、次週なりで与えてもらわねば楽しめない。
そう言う意味では、この作品は「犯人は事前に分かっており」「ヒントはホンの一瞬画像で出てくる」「基本アクション・時折コメディ」なので、ついていけない人はどんどん置いてきぼり。コピー「天才同士のぶつかり合い」はほとんど無い。ミステリーファンなら少々辟易、アクションファンなら満足じゃないかな?
エンディングは3作目ありの予感、前作でホームズ版峰不二子的なレイチェル・マクアダムスは、序盤で死んでしまって果たして良いのか? と悩みながらの帰途であった。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2010/11/23
- メディア: DVD
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